ゲリラ豪雨が続いた7月中旬、雲行きが怪しくなってきたので窓を開けると、どこからともなくか細い鳴き声が、聞こえたような、気のせいのような。。。
やはり自販機の下に子猫がいました。
どうやら前日から敷地内に迷い込んでいたようでした。
運転手さんがコンビニで買ってきてくれた餌を皿に出すと、ニャーニャー鳴きながら夢中で食べていました。
首輪は付けておらず、保健所に通報して殺処分になるのは可哀想だし、敷地内に居られても大型車が頻繁に往来するのでかなり危険だし、いつまでも放置できない状況です。
従業員で誰か引き取れないかと考えていたところ、一人の運転手さんが新しい飼い主を探してくれました。
引き渡す時間が迫り、子猫を探さずに済むように、事務所内に入れる事になったのですが、その可愛さにとても癒されました。
最初は少し警戒していたものの、すぐに懐いて皆に甘えてきました。
膝に乗ったり、机に乗ったり、人の足に頭をこすらせたり♪
書類入れの籠の中で怪しい体勢になったので、慌てて書類を出し、籠の中に紙をちぎって入れると、ちゃんとトイレとして認識してくれました。
私たち事務員は帰る時間となり、子猫に玄関で見送られながら名残惜しい気持ちで別れました。
新しい飼い主さんの元で幸せに元気に過ごして欲しいと願うばかりです。
珍しいお客さまへのおもてなしは、良い思い出となりました。
Smile to the future